藤原竜也主演、日本の映画である。
フリーターの伊東カイジは、自堕落な日々を送っていた。
ある日カイジは、借金の取り立てを受けた。
失踪した友人の連帯保証人になっていたのだ。
利子と合わせて202万円は、到底、払えない。
カイジは、サラ金業者の薦めで、人生逆転のためのゲームに参加する。
それは、「エスポワール ( 希望 ) 」 という名の客船で、行われた。
会場には、カイジと同じような人生負け組が、沢山いた。
そこで行われたのが、カードを使ったジャンケンゲームだった。
ゲームの結果、カイジは肩に焼き印を押され、地下帝国建設現場に送られてしまう。
僅かな給料での、強制労働だ。
病気で働けなくなった者は、「ブレイブメンロード」 という所に送られる。
抜け出したいカイジは、志願して、ブレイブメンロードに行った。
そこは、高層ビルの屋上。
隣のビルに鉄骨が渡してあり、歩いて渡り切ったら解放されると同時に、1000万円の賞金がもらえる。
ただし、手をつかないよう、鉄骨には電流が流されていた。
リアリティの乏しい作品だ。
鉄骨を渡るシーンなんて、ハリウッドなら、もっと緊迫感のある映像にするだろう。