日本のアニメーション映画である。
足元カイは、日無町に住む、中学三年生だ。
日無町は、ひなびた港町で、夢を果たせず都会から戻ってきた人も多い。
この町には、人魚の伝説があった。
夏休み前、動画サイトに投稿したことが切っ掛けで、カイは仲間からバンドに誘われる。
バンド名は「セイレーン」、メンバーは同級生の遊歩と国夫だ。
セイレーンは、いつも離れ小島「人魚島」 で、練習している。
そひには、人魚パークが、廃墟となって残っていた。
カイは、誘われるままついていった。
練習中、カイが遊歩の歌を批判すると、遊歩は怒って出て行ってしまった。
しかし、歌声が続いている。
不思議に思いながらも、日が暮れて帰る途中、3人はアワビを密漁している2人組に出くわしてしまった。
しかし、何者かに救われた。
自宅に帰ったカイが、二階で音楽を聴いていると、水が窓から入ってきた。
水の中に、人魚の女の子がいて、音楽に合わせて踊っている。
その子の名前は、ルー。
ルーと仲良くなったカイは、バンドの練習の時に、2人にルーを紹介した。
やがて、ルーの存在が知れ渡ることになる。
脚本が、よく練られている。
カイの吹き替えに、なぜ、プロを選ばなかったのだろう。
両サイドがプロなので、下手さが目立って気になった。