日本のアニメーション映画である。
京都。
大学OGの結婚式に参加していた「先輩」 は、離れたテーブルにいる後輩「黒髪の乙女」 に恋していた。
彼は、外堀を埋めるということで「ナカメ作戦」 を実行してきた。
「なるべく、彼女の、目に触れる」 作戦だ。
同席している友人・学園祭事務局長やパンツ総番長から、「待つだけではダメだ」 と諭される。
彼は、二次会で仲良くなろうと決心した。
しかし、黒髪の乙女は、みんなと離れて夜の町に1人、出掛けてしまう。
彼女は、まずバーでカクテルを飲み始めた。
そこに、東堂という中年のオジさんが近づいてきて、カクテルについて色々話を始めた。
「偽電気ブラン」 という酒が、彼女の気を引く。
東堂は、酔った勢いで彼女の胸を触った。
彼女は、すかさずパンチを繰出し、彼をノックアウトした。
そこに、2人の客、樋口、羽貫が声を掛けてきて、3人で先斗町に繰出した。
黒髪の乙女は、酒豪だ。
行く先々で、出会う人達と仲良くなり、沢山酒を飲む。
そこに、李白と名乗る老人が現われた。
彼は、3階建ての電車みたいな車に乗っていて、若い男の下着を盗む。
そして彼が、「偽電気ブラン」 を所有しているのだ。
黒髪の乙女は、李白と飲み比べ対決をする。
主人公・黒髪の乙女や、彼女に恋している先輩の名前は出てこない。
黒髪の乙女は、どんどん進んでいって、何でも受け入れて、みんなと仲良くなっていく。
活発な彼女を、内気な先輩は一所懸命追いかける。
幻想的な物語で、テンポ良く進んでいく。