石原裕次郎主演、日本の映画である。
都心から離れた専明大学は、自由で明るい雰囲気だ。
車で通う金持ちも貧乏学生も、仲良くキャンパスライフを満喫している。
ある授業で、黒川三郎は「夜の女を買った」 と発言したため、女子から吊し上げを食らった。
ついには、プールに突き落とされてしまう。
実際の三郎は、無邪気でシャイな男子なのだ。
三郎は、反省した女生徒から着替えを借りたのだが、当然、スカートである。
そのまま家に帰るわけにはいかないと、浅田けい子は、彼を自宅に連れて行った。
そこで彼女の父親の服に着替えて、帰宅した。
三郎の母は、有名な美容師で、結婚していながら恋人もいる。
三郎も、父も、それを受け入れていた。
夏休み。
三郎達、男女六人は、車で旅行に出掛けた。
尻切れトンボな作品である。
これから面白くなっていくのか、というところで唐突に終わる。
昔は、これで良かったのだろう。
俳優が、皆、個性的で魅力があったから。