アメリカの映画である。
ロサンゼルスで、人質を取った立てこもり事件が発生した。
FBIの女性捜査官グレッチェン・ブレアは、携帯電話で犯人と交渉する。
狙撃手が、既にスタンバイしていた。
ブレアは、上司の命令を無視して突入し、犯人を確保した。
そのせいで彼女は、ワシントンでのデスクワークへと左遷された。
ワシントンへ向かう飛行機に乗り込んだ彼女は、乗客とトラブルを起こしたのだが、運良く、ビジネスクラスに案内された。
そこで、テリー・レノックスという軽い男と隣り合わせになる。
お喋りな彼が、入ってきた大柄な男の姿を見て、口をつぐんだ。
そして、ひそひそ声でブレアに、これからハイジャックが起きるから、守ってくれという。
信じられないブレアは、席を立って後部へ歩いて行く。
大柄な男はシャープ、テリーの元妻セイディも客室乗務員に変装して、犯行に加わっていた。
テリーは捕まり、彼らはパイロットを殺害して、操縦席を確保した。
ブレアは客室乗務員の死体を発見し、航空保安官に相談する。
そして、機内の照明を消して、捕まっているテリーを助け出した。
ブレアは、テリーと共に貨物室に降りる。
彼女の荷物には、客室に持ち込めなかった銃が入っているのだ。
さらにそこには、テリーが隠した、犯人達が探している「物」 があった。
可もなく不可も無し。