アメリカの映画である。
サブプライムローン破綻で、大儲けした男達の物語だ。
投資会社を経営しているマイケル・バーリは、元精神科医という経歴がある。
ヘッジファンド経営のマーク・バウムは、兄を自殺で亡くしていた。
彼は、いつも何かにいらついている。
銀行家のジャレット・ベネットは、ウォール街で活躍している。
もう一人の銀行家ベン・リカードは、喧噪から離れ、自分で栽培した野菜を食べるといった静かな暮らしをしている。
ある日、マイケルはCDOという金融商品に、サブプライムローンが大量に含まれていることを知った。
サブプライムローンが破綻すると、CDOを持っている投資家にも被害が及ぶ。
マイケルは、サブプライムローンが破綻することを見越して、銀行にその保険料を支払うことを申し出た。
破綻することなど絶対に無いと踏んでいる銀行は、喜んで引き受けた。
これを耳にしたジャレットは、マーク・バウムに話を持ち込んだ。
マークは、早速サブプライムローンを調査する。
同じ頃、若い2人の投資家が、サブプライムローンに起因する住宅バブル崩壊に気付いた。
そして、ベンに連絡する。
話の展開がスピーディーで、緊張感は伝わってくる。
しかし、投資の専門的な知識がないと、頭に入ってこない。
何がどうなっているのか、よく分からない作品だ。