スティーブン・キング原作、アメリカのホラー映画である。
メイン州デリー。
1988年秋、雨が降っている。
13歳のビルは風邪を引いて具合が悪いが、7歳の弟ジョージのために、紙で船を作ってやった。
ジョージは、水が染みこまないようにワックスを塗った船を持って、表に出た。
そして、道路を流れる雨水に浮かべる。
勢いよく流れていった船は、側溝に流れ込んでしまった。
困ったジョージがのぞき込むと、ピエロがいた。
ベニー・ワイズと名乗ったピエロは、ジョージと友達になろうと言う。
差し出された船を取ろうと、ジョージが手を伸ばすと、ピエロはその腕を食いちぎり、ジョージを引き込んでしまった。
1989年夏休み。
街では、子供の行方不明が相次いでいた。
ビルは、リッチー、スタンリー、エディらと下水道を探検しにきた。
ジョージが流れ着いているかも知れないと、思ったからだ。
そこへ、不良に追いかけられた転校生のベンが、逃げ込んできた。
追いかけてきた不良グループの一人が下水トンネルに入り、ピエロに襲われる。
その後、ベバリーという少女が、ベン達のグループに入った。
彼らは、皆、ピエロに恐ろしい幻想を見せられていた。
さらに、もう一人、マイクという少年が仲間に入った。
彼も、ピエロに幻想を見せられ恐れていた。
彼らは、下水道が合流している街外れの古井戸がある家が、怪しいと考えた。
そして、みんなで団結して、探検に行く。
「スタンド・バイ・ミー」 と同様、少年達の冒険が中心である。
だから、大人の目で観てはいけない。