1979年。
マイケル達は、ニューヨークに戻っていた。
マイケルは、「ヴィトー・コルレオーネ財団」 を設立し、慈善事業に精を出している。
バチカンにも多額の寄付をしていて、マイケルは勲章を与えられた。
授賞式には、離婚したケイ、息子のアンソニー、娘のメアリーも来た。
アンソニーは父の後を継がず、大学をやめて音楽の道に進みたいという。
ケイに説得され、マイケルは、それを受け入れた。
兄ソニーの私生児ヴィンセントが、ファミリーのシマを引き継いだジョーイ・ザザと揉めていた。
自室でマイケルは、2人の仲裁をする。
しかし気性の荒いヴィンセントは、ザザの耳に噛みついてしまう。
マイケルは、合法的なビジネスをするために、国際的な大企業「インモビリアーレ社」 に投資した。
マイケルはカジノを処分し、裏社会から足を洗う。
そして、仲間だったマフィアの幹部を集め、配当金を配った。
その金額の大きさに、みんなは満足したが、ザザだけが不満を口にして出て行った。
その直後、ヘリが来て機関銃で銃撃、マイケルはヴィンセントに助けられ、何とか逃げ出した。
残りは、皆殺しだった。
この作品は、全2作と違う。
マイケルの弱さを描いていて、期待はずれだ。
続編、完結編といった位置づけとしてみると、ガッカリする。
カッコ良かったマイケルのイメージが、台無しだ。