アメリカの映画である。
スパイダーマンの新しいシリーズ第一作だ。
ニューヨーク。
アベンジャーズとチタウリの戦いで、街は瓦礫の山になっていた。
トゥームスの会社が瓦礫撤去を請け負い、街を復旧させている。
そこに、政府から依頼された機関が来て、彼らの仕事を横取りしてしまう。
トゥームスは、仕事がなくなり、会社を解散することになった。
そんな時、引き渡していない瓦礫の一部が残っているのを見つけた。
彼は、この宇宙から来た物質を利用して、ハイテク兵器を開発した。
8年後、彼の一味は、新しい武器を製造して闇に流すことで、儲けていた。
クイーンズに住む15歳の高校生ピーター・パーカーは、才能をトミーに見いだされ、スパイダーマンのスーツを与えられた。
この作品は、主人公がもどかしい。
これから先、ハイテクスーツのスペックを十分に使いこなし、スーパーヒーローになっていくのだろう。
アベンジャーズの一員としての、あの類のお話しだ。
アメリカでも、一人のヒーローが活躍する物語は、ウケなくなってきているのか。
日本では、絆だ、空気だと言って、「みんな一緒に」 が、もてはやされているが、アメリカでもそうなのか。
昔、夏休みの映画としてやっていた、「ウルトラ兄弟全員集合」 とか「仮面ライダー全員集合」 みたいなものになってきている。
予備知識がないと理解できない、楽しめない作品は、いかがなものか。