ピクサー社のアニメーション映画である。
超人Mr. インクレディブルことボブは、自殺しようとしていて救助した男から、逆に訴えられた。
その他いろいろあり、世間はスーパーヒーロー達に冷たくなった。
政府の指示の元、彼らは引退し、ひっそりと暮らすことになる。
ボブは、イラスティガールことヘレンと結婚し、三人の子をもうけた。
長女ヴァイオレットは透明になり、長男ダッシュは高速で走れる。
3人目は、まだ赤ん坊なので、超人の能力は発現していない。
ボブは、保険会社で真面目に働いているが、ストレスがたまっている。
憂さ晴らしに、友人のスーパーヒーローと供に、こっそり犯人逮捕に出掛けたりしていた。
ある日、ボブのもとに謎のメッセージが届けられた。
女が、スーパーヒーローの力を必要としていた。
ボブは、依頼を受け、仕事をやり遂げる。
そして次の依頼のために、トレーニングで身体をシェイプアップしていった。
新調したコスチュームに身を包み、次の任務に向かったボブは、逆に捕まってしまう。
相手は、昔、邪険にしたバディだった。
憧れのMr. インクレディブルに冷たくされた彼は復習に燃え、大人になって、科学の力でスーパーヒーロー達を殺していたのだ。
ボブの窮地を知ったヘレンは、彼の救出に向かう。
あろう事か、チャーターした飛行機に、ヴァィオレットとダッシュが乗っていた。
その飛行機が、ミサイル攻撃を受ける。
この映画は、子供向けのアニメと割り切って観れば、それなりに楽しめる。
窮地になると、超能力で回避する。
都合の良い、物語展開だ。
浅いのは、子供向けだから。
離婚が当たり前のアメリカで、父と子供の繋がりは、特に重要だ。
両親と子供達が仲良くしていること自体、アメリカでは理想なのだ。
そのことを理解して、ほのぼのさせられてやろう。