イギリス・アメリカ合作の映画である。
元ギャングのハリーは、3年の刑期を終えて出所した。
彼はギャングに戻らず、堅気の仕事を探す。
パーティーで知り合った新聞記者の紹介で、元女優シャーロットのボディーガードに就いた。
その頃、ハリーの友人が二人の若者に殺された。
ハリーは、ギャングの知り合いに犯人を探すよう依頼する。
ギャングのギャントが、ハリーに仲間になるよう頼むが、ハリーは頑なに拒み続けた。
ハリーは、リンチに遭う。
ギャントは、殺人現場を目撃したハリーを生かしておく訳にはいかない。
ギャントによって、ハリーに関わる人物が殺害されていく。
遂に妹まで殺害され、ハリーは復讐の鬼と化した。
全体に、重苦しい作品だ。
ハリウッド映画のような、カラッとしたところがない。
ロンドンの天候が、そのまま作品になった感じがする。
観終わって、気分が晴れない映画である。