captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ザ・ファブル

岡田准一主演、日本の映画である。

 

外国人マフィアと日本のヤクザが、料亭で宴会をしていた。

 

そこに、黒ずくめの服装で黒の目出し帽をした男が乱入し、銃やナイフであっという間に全員を殺した。

 

その後、相棒の女性と合流して、帰路に着いた。

 

男は、6秒以内で敵を仕留めるという、伝説の殺し屋「ファブル」だ。

 

仕事を終えて戻ってきたファブルに、ボスは、一年間の休業を命じた。

 

一年間、社会人として普通の生活をし、その間に殺人をしてはならない、もし殺したら、俺がお前を殺す、とボスの命令だ。

 

ボスは二人に、偽造した免許証と保険証を用意していた。

 

ファブルは佐藤明 ( アキラ ) 、相棒の女性は佐藤洋子 ( ヨウコ ) という偽名が与えられた。

 

ボスはファブルに、選別だと言ってインコを与えた。

 

ファブルは、修行の一環だと捉えた。

 

二人はボスの知り合いである、大阪の真黒組組長、浜田に預けられた。

 

真黒組は、表向き「真黒カンパニー」という会社である。

 

会長 ( 組長 ) の浜田は、社長 ( 若頭 ) の海老原とともに、二人を迎えた。

 

ある日、アキラとヨウコが、二人組のチンピラに絡まれた。

 

普通の生活をするために、アキラはわざと負けるフリをして、鼻血を出して倒れた。

 

座り込んで泣き真似をしていると、通りすがりの女性がハンカチを差し出してくれた。

 

「フード」と「コート」と呼ばれる二人組の殺し屋が、殺害現場の料亭に来てファブルが実在していることを確信した。

 

二人は、ファブルが仕事をしている様子が映ったスマホを手に入れた。

 

 

この作品は、原作がコミックである。

 

アニメでなく実写で、ここまでの仕上がりになったのは、岡田准一に負うところが大きい。

 

彼のアクションは、とても見応えがある。

 

動と静のメリハリも、いい。

 

ただ、戦う相手がしょぼい。

 

せめてフードとコートが、異常に強くて残忍だということを見せつけるシーンがあったら、盛り上がっただろう。