アメリカの映画である。
1980年、テキサス州。
殺し屋アンカー・シガーが、保安官を殺害して車を奪い、逃走した。
ハンティングに来ていたルゥエリン・モスは、荒野に大量の死体を発見した。
数台の車の側に死体が転がっていたが、一台の車の運転席にいた男は、生きていた。
しかし重傷で、「アグァ ( 水 ) 」 としか言わない。
トラックの荷台には、大量の麻薬が積まれている。
モスは、周囲を見渡し、見張っている奴がいるかもしれない木陰に向かった。
そこにいた男は死んでいて、大金の入った鞄があった。
モスは、それを持ち帰る。
その夜、重傷の男が気になったモスは、水を持って現場に戻った。
そこに、ギャングの一味が現われて、モスを銃撃する。
モスはかろうじて逃げ帰り、急いで妻を実家に帰して、自分も家を出た。
現場に残してきた車から、家が突き止められるからだ。
モスは、モーテルに部屋を取り、換気口に鞄を隠した。
しかし鞄には発信器が仕掛けられていて、シガーが探知して乗り込んできた。
シガーは、いわゆるサイコ野郎で、人を殺すことを何とも思っていない。
暴力的な言動はなく、日常茶飯事みたいに、簡単に射殺する。
最後も、よく分からない。
結局、何なのだ、という作品である。