オリバー・ストーン監督、デニス・クエイド主演、アメリカの映画である。
パリのアメリカ大使館に勤務していたジョシュア・ローズは、ある日、イスラムのテロリストに妻と息子を殺害された。
ジョシュアは、罪の無いイスラム教徒を射殺した後、逮捕を逃れるために「ギイ」 と名乗り、フランス軍外人部隊に入った。
彼は、狙撃手としてボスニア・ヘルツェゴビナに派遣された。
そこで、捕虜になっていたヴェラという名の女性を、家族の元に送る任務に就いた。
ヴェラは、敵にレイプされて妊娠していた。
途中でヴェラは産気づき、女の子を出産した。
自分が産んだ子なのだが、ヴェラは、受け入れられなかった。
しかし、次第に母性が芽生えてきた。
ギイは、無事に彼女を送り届けたが、敵の子を生んだ娘だとして、彼女は家族から拒絶された。
仕方無く、ギイ達は赤十字を目指した。
この作品は、ボスニア紛争が舞台だが、戦闘シーンは少ない。
その代わり、重苦しい。
私は嫌いではないが、全く、楽しめない作品である。