ドゥエイン・ジョンソン主演、アメリカの映画である。
FBIのウィル・ソーヤーは、事件で負傷して左足の膝から下を失った。
10年後、FBIを退職したウィルは、香港にいた。
ウィルは元同僚ベンの紹介で、高さ1000メートルを超える超高層ビル「ザ・パール」 のセキュリティ監査役に就いた。
彼は、このビルの98階に妻のサラ、娘のジョージア、息子のヘンリーと住むことになった。
彼らのいる部屋に、ベンが迎えに来た。
ウィルとベンは、このビルのオーナーであるジャオのオフィスへ、妻と子供達はパンダを見に出掛けた。
ジャオのオフィスは、220階にある。
ウィルはジャオに会った後、セキュリティシステムをチェックした。
そして、タブレットを渡され、ウィルの顔認証を登録した。
これで、ウィルだけがセキュリティシステムにアクセスできる。
オフィスを出たウィルとベンは、フェリーに乗った。
下船した時、何者かがウィルの腕に傷を負わせ鞄を奪って逃げた。
ウィルは、ベンのアパートで手当を受けた。
そこにサラから電話があり、ヘンリーが体調を崩したので98階の部屋に戻ったという。
ウィルは、明日、出直そうと言って電話を切った。
タブレットは上着のポケットにあり、無事だったが、突然ベンが銃を向けタブレットを奪おうとした。
ベンは、テロリストの仲間だったのだ。
二人が格闘している時、銃が暴発して、ベンが息絶えた。
部屋から出たベンは、テロリスト達に襲われ、タブレットを奪われた。
その頃、テロリストの別のグループが、ビルの96階に火を点けた。
テロリストはセキュリティシステムをシャットダウンさせ、消火装置が停止した。
ウィルは、テロの容疑者となった。
この作品は、ウィル一人が大活躍するヒーロー物語だ。
アメリカ人は、こういうのを好む。
CGの出来が素晴らしく、本物のようなハラハラドキドキ感が味わえる。
細かい伏線を張ってあって、あざとい気もするが、脚本は丁寧だ。