音楽プロデューサーのスワンは、偶然、売れないシンガー・ソング・ライター、ウィンスリー・リーチが歌うのを聴いて、彼の曲が気に入った。
その曲は、新しいコンサートホール「パラダイス」 の、こけら落としにぴったりだった。
スワンは、彼の曲を自分のものにした。
スワンの元を訪れたウィンスローは、麻薬をポケットに忍ばされて、追い出された。
そして警察に捕まり、刑務所に送られた。
その刑務所は、スワンがスポンサーになっていた。
ウィンスローは、精神異常者とされ、歯を全て金属の差し歯にされてしまった。
脱獄したウィンスローは、スワンのレコード工場に忍び込み、機械を破壊しようとする。
しかし、機械に頭を挟まれて、顔が半分潰れてしまった。
それでも生き延びた彼は、マスクを着けて、パラダイスに住みついた。
そこで彼は、自分の楽曲が、スワンによって醜くアレンジされていることを知った。
この作品は、「オペラ座の怪人」 や「ファウスト」 などをモチーフとしている。
音楽がいい。