レネー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー主演、アメリカの映画である。
1962年。
作家バーバラ・ノヴァックは、ニューヨークに来た。
編集者のヴィッキー・ヒラーと組んで、著書を出版するためだ。
バーバラは、女性にとって恋愛は不要であり、女性は、もっと自由になるべきだと主張する「恋は邪魔者」 を書いた。
本を宣伝してもらうため、雑誌「KNOW」 のジャーナリスト、キャッチャー・ブロックにアポイントメントを取った。
バーバラとヴィッキーが、キャッチャーの友人ピーターと共に店で待っていると、キャッチャーからキャンセルの電話が入った。
プレイボーイのキャッチャーは、女を取っ替え引っ替え忙しく、彼が勝手に思い込んでいる「恋愛否定論者の行き遅れ」 に、会いたくなかったのだ。
会う約束をし、直前にキャンセルする、ということが何度も続いた。
ふとしたことからバーバラは、キャッチャーが女遊びをしていて会いに来ないと知り、彼女の方から撥ねつけた。
その後、バーバラの本は売れ出し、ベストセラーになる。
ベストセラー作家となった彼女は、テレビにも出演した。
そこで、本に出てくる最低の男の例として、キャッチャー・ブロックの名前を公言した。
そのせいで、キャッチャーに遊ばれていた女性達は、みんな、彼を振った。
キャッチャーは、バーバラが若くて美しい女性であることを知り、彼女にアポイントメントを取ろうとするが、会ってもらえるはずもなかった。
無碍に断られた彼は、バーバラの暴露記事を書いてやるとして、顔を知られていないことを良いことに、彼女に近づいた。
彼は、NASAの宇宙飛行士、ジップ・マーティンと詐り、彼女とのデートにこぎ着け.る。
恋愛コメディである。
笑えるシーンはないが。