スタジオジブリのアニメーション映画である。
田舎に住んでいる魔女のキキは、掟に従って、13歳の満月の夜に旅立つ。
魔女として生きるためには、知らない町で1年間、修行しなければならない。
やる気満々のキキだが、彼女が使える魔法は飛ぶことだけだ。
母の心配をよそに、キキは出発した。
途中、雨に濡れたりしながらも、海辺の町コリコに到着した。
やたらに飛び回っていたキキは、交通事故を起こしそうになって、警官に職務質問を受けた。
その時、泥棒だとの声が聞こえてきて、その警官は駆け出して行った。
助かったキキに、メガネの少年が声をかけてきた。
それが馴れ馴れしかったので、キキは箒に跨って飛び去った。
キキは住むところを探したが、子供であることから、ホテルにも泊まれない。
そんな時、「グーチョキパン店」から忘れ物を届けたことで、キキは店に住まわせてもらえることになった。
キキは、空を飛べることを利用して、荷物を届ける宅急便を始めることにした。
この作品でキキの吹き替えをしているのは、「名探偵コナン」の高山みなみである。
彼女は、画家の少女と二役を演じている。
キキと少女が話をするシーンでは、全く別人の声であり、指摘されない限り気づかないだろう。
駆け出しの頃とはいえ、流石にプロはプロだ。
素晴らしい。