マーク・レスター主演、イギリスの映画である。
11歳のダニエル・ラティマーは、ロンドンの公立学校に通う気の弱い少年だ。
ダニエルは、ガキ大将的存在の同級生トム・オーンショーと、仲良くなった。
二人が通う学校は、厳格な指導をしていて、教師と生徒との間に対立があった。
ある日、ダニエルとトムは、校内で女子生徒たちがバレエの練習をしているのを見かけた。
彼らが教室を覗いていると、指導していた教師がそれを見つけ、中に入れた。
そして、罰として、女生徒たちと一緒に踊らせた。
そのときダニエルは、メロディ・パーキンスに一目惚れした。
それからというもの、ダニエルはメロディのことばかり考えていた。
彼は、声をかけることはできなかったが、彼女について回った。
メロディは、友達からダニエルが好いてくれていると聞かされた。
ある日、ダニエルとトムは、宿題を忘れた罰を受けるために、ラテン語教師の部屋に呼び出された。
メロディは、ダニエルが出てくるのを待っていた。
先に部屋を出てきたトムは、メロディを追い返そうとしたが、無駄だった。
罰を受けて出できたダニエルの目には、メロディしか入らない。
トムが引き止めるのを無視して、ダニエルはメロディと駆け出した。
小学生の恋愛物語である。
自分の小学校時代が思い出されて、切ない。
ビー・ジーズの挿入歌もいい。