哀川翔主演、日本の映画である。
雄次と耕作が依頼された仕事は、波多野という老人を探して連れてくるというものだた。
二人は難なく、老人ホームにいる波多野を見つけ出した。
車椅子に乗せて連れ出そうとしたとき、羽多野は急に駆け出した。
そして、倒れて、そのまま死んでしまった。
仕事を依頼した西と猫島は、怒って報酬を払わなかった。
波多野の遺品が老人ホームにあるから、それを金に変えたらどうかと先生にアドバイスされた二人は、早速取りに行った。
そこには、古いワーゲンがあり、ちゃんとエンジンがかかった。
しかし、すぐに故障してしまった。
これに夢を託す雄次が、修理に取り掛かるが、治らない。
そこに、波多野の孫だという女性が訪ねてきた。
律子という少女で、馴れ馴れしかった。
彼女には、人のものを売ってしまう癖があった。
二人のところに次の依頼が来た。
西と猫島が、今度は波多野の孫娘・律子を探せという。
訳ありだと考えた雄次は、律子のことは黙って、仕事を引き受けた。
家に帰って律子と話しているうちに、律子が宝の隠し場所を記した地図を持っていることがわかった。
さらに、生前、羽多野は西や猫島と組んで5000万円を強奪して隠したことがわかった。
気楽に観られるドタバタ喜劇である。