本宮泰風主演、日本の映画である。
かつて侠和会幹部だった三上組組長三上哲也は、引退して建設会社と飲食店を手掛けている。
建設会社・三上土木は、侠和会と関係の深い系中建設の下請けとして、北陸新幹線建設事業にも携わっていた。
従業員は前科のある者や元極道で、三上は彼らを更生させていた。
氷室蓮司と田村悠人は、久しぶりに三上を訪ねた。
引退はしたが、氷室も田村も、三上を「叔父貴」と慕っている。
その頃三上は、ボーイとして雇った川村軍平が行方不明になって、頭を悩ましていた。
薬物中毒の川村は、警官を刺した後、アパートに立て篭もった。
氷室と田村が川谷家を訪ねた時に、その様子がテレビで中継されていた。
川谷雄一と妻の美南に何かあったらしく、氷室たちの前でも美南の機嫌が悪わるかった。
川村が逮捕されたことで、雇い主の三上は取調べを受けた。
侠和会は薬物を扱っていないが、元幹部ということで疑われたのだ。
薬物の出どころを探るという氷室らに、川谷と三上は自分たちで方をつけると言って、彼らを抑えた。
氷室は中島たちに、こっそり探らせることにした。
また、川谷の浮気を疑った氷室は、田村とともに川谷の後をつけた。
今回は、次回へのつなぎである。
回想シーンが多い。
