アメリカの映画である。
世界的音楽レーベル「モータウン」の設立者ベリー・ゴーディーは、２０１９年に引退した。
彼のインタビューから始まる。
デトロイトに生まれたゴーディーは、幼い頃から金儲けに興味があった。
新聞販売から始まり、様々な職業を経験したのち、ジャズ専門のレコード店を開いた。
彼は売れる音楽を知っていたが、店は倒産した。
その後、彼はフォードの自動車工場に就職した。
ラインを流れて組み立てられていく自動車を見ながら、彼は音楽作りのヒントを得た。
音楽業界に入った彼は、８００ドルの元手で「タムラ・レコード」を設立した。
そしてデトロイトに一軒家を購入し、専門家を集めて楽曲づくりをスタートさせた。
この作品は、大部分が関係者のインタビューで構成されている。
また、古い貴重なフィルも映されていて、嬉しい。
