captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

幸せへのまわり道

マシュー・リス、トム・ハンクス主演、アメリカの映画である。

 

子供向け番組で、人気司会者のフレッド・ロジャースが話している。

 

「今日は、ロイドに会いに行こう」

 

雑誌「エスクァイア」誌のジャーナリスト、ロイド・ヴォーゲルは、妻アンドレアと話していた。

 

ロイドの姉ロレインが三度目の結婚式を挙げるので、彼はスピーチをするのだ。

 

ところが、父ジェリーも来ると分かって、ロイドは難色を示した。

 

かつて父は、自分たちを捨てて出て行ったのだった。

 

その後母は、病気で亡くなった。

 

アンドレアの説得で、ロイドは式に出た。

 

ところが式場で父が母のことを話題にしたため、彼は父を殴った。

 

その彼も、別の男に殴られ、顔に怪我をした。

 

翌日。

 

上司に呼ばれた彼は、フレッド・ロジャースにインタビューして、記事にするよう命じられた。

 

ロイドの評判は悪く、彼のインタビューを引き受けてくれたのはフレッドだけだった。

 

子供番組の司会者にインタビューするのは、彼のいつもの仕事とは、かけ離れていた。

 

納得できないまま自宅に帰ると、家の前で父が待っていた。

 

父は謝罪して打ち解けようとしたが、ロイドは拒絶して家に入った。

 

そこに、フレッドから電話がかかってきた。

 

友好的な話ぶりに気持ちが解れ、ロイドは彼に会いに行くことにした。

 

翌日、彼はピッツバーグのテレビスタジオに行った。

 

収録中なのに、ロイドを見つけたフレッドは、彼に歩み寄ってきた。

 

昼休み。

 

ロイドはフレッドにインタビューを始めた。

 

ところが、逆にロイドが多くの質問を受けた。

 

フレッドは、彼が悩んでいることに気づいていたのだ。

 

 

この作品は、実話に基づいている。

 

とてもあたたかい作品である。