アメリカの映画である。
1952年、ロンドン。
心臓発作で入院していた老弁護士ウィルフリッド・ロバーツは、2ヶ月ぶりに退院して、仕事に復帰した。
彼には、口うるさい看護婦ミス・プリムソルが、つきっきりである。
ある日、彼のところにレナード・ヴォールという青年の弁護依頼が来た。
レナードは、金持ちの未亡人エミリー・フレンチ殺害の容疑をかけられていた。
彼は、妻へのプレゼントを探している時にエミリーと出会い、親しくなったという。
事件の日も、彼はエミリー宅を訪れて、食事を共にした。
その日の9時半には帰宅したのだが、彼のアリバイを証言できるのは愛妻だけだった。
妻の証言は、法廷で効力が無い。
さらに、エミリーがレナードに8万ポンドの遺産を残すという遺言か出てきた。
そこに警察が来て、レナードは逮捕された。
レナードの妻クリスチーネが、弁護士事務所に来た。
クリスチーネは、レナードと正式に結婚をしておらず、態度が冷たかった。
それに触発されて、ウィルフリッドは、レナードの弁護を引き受けることにした。
この作品は、アガサ・クリスティ「検察側の証人」を原作としたものだ。
物語の展開が面白い。