深津絵里主演、日本の映画である。
若手弁護士の宝生エミは、ドジばかり踏んでいる。
この日も、依頼人に不利になるようなことをしてしまい、解任された。
落ち込むエミに、上司の速水は、別の殺人事件を担当させた。
被告は矢部五郎、35歳。
「妻・鈴子を階段から突き落として殺害した」 との容疑か掛けられている。
エミは、早速拘置所へ接見に向かった。
矢部は、アリバイを主張した。
事件当時は、奥多摩の宿屋で朝まで金縛りに遭っていた、と言う。
エミは、彼が泊まった「しかばね荘」 を訪ねた。
彼女が泊まった客室に、落ち武者・更科六兵衛の霊が現われた。
エミには、彼が見える。
六兵衛は、最初渋っていたが、裁判で証言するために、エミに同行した。
三谷幸喜の喜劇である。
所々に挟んである、細かなギャグが面白い。