イギリス、アメリカ合作の映画である。
サラ・バルフリーは、夫のアーサーに先立たれ、ロンドンにやってきた。
そして、クレアモントホテルに宿泊する。
ここは、長期滞在型のホテルだ。
彼女はドレスアップしてレストランに入るが、監視されている気がして、居心地の悪い思いをする。
すると、アーバスノット夫人が話しかけてくれた。
翌日。
朝食の時に、サラは孫・デズモンドの話をした。
周囲のみんなが興味を示したので電話を掛けるが、留守電につながってしまい、話せなかった。
ある日、家族に手紙を出しに行った帰り道、サラは転倒してしまう。
それを見ていた青年ルードヴィックが、助けてくれた。
ルードは、サラの孫と同じ26歳、作家志望だ。
サラはお礼に、ホテルでの夕食に招待した。
そのことを知った周囲は、彼女の孫が来ると勘違いしてしまう。
サラがルードに相談すると、彼はデズモンドのふりをしようという。
そして、レストランに現われたハンサムな青年に、周囲は大喜びだ。
その後二人は、頻繁に会うようになる。
しかし、突然、孫のデズモンドが訪ねてきた。
なんだか、切ない作品だ。