イギリスの映画である。
イングランドの片田舎に住むミス・マーブルは、白髪の老女だが、数々の事件を解決してきた名探偵だ。
彼女の住む村に、映画女優マリーナ・グレッグと、夫で映画監督のジェイソン・ラッドが引っ越してきた。
暫く離れていたマリーナが、復帰作をここで撮影するためだ。
マリーナは、村人達を招いて、パーティーを開いた。
ミス・マーブルは、あいにく足を怪我したため、途中で帰宅する。
マリーナは、ファンであり昔会ったことがあるという村の女性ヘザーに、話しかけられた。
話の途中、突然、マリーナが凍り付いた。
そこに、プロデューサーのマーティンが、妻で女優のローラを連れてきた。
マリーナとローラは犬猿の仲であり、早速、火花を散らす。
暫くして、ヘザーが死体となっているのが見付かった。
検査の結果、彼女は毒殺されていた。
ミス・マーブルの甥であり、ロンドン警視庁の警部であるクラドックが捜査に乗り出した。
全体に緩やかなので、やや退屈な作品である。
イギリス英語は、聴き取りやすい。
それに、当時の俳優は、台詞を丁寧に扱っている。