ユウとヨースケは、同じ高校に通う同級生で、共に１７歳だ。
ヨースケは、突然野球部を辞めて、ギターに凝り出した。
彼は、放課後に河原でギターを弾いている。
いつも同じフレーズを弾いているので、そばで聴いているユウは、それを覚えてしまった。
ユウの姉は、最近、大切な人を事故で亡くしてしまった。
ユウは、ヨースケに姉の話をした。
ヨースケはユウに、お姉さんが高校の時、セーラー服だったかブレザーだったかを聞いた。
翌日、ユウは姉のセーラー服を着て登校した。
ユウは家でも、ヨースケが弾いているフレーズを口ずさんでいた。
いつの間にか姉もそれを覚えて、一人、口ずさんでいた。
姉を元気づけたいユウは、「ヨースケが会いたがっている」と姉に告げた。
姉とヨースケは河原で会って、ヨースケがギターを弾いた。
この作品は、前半は宮崎あおいのユウが、後半は１７年後で、西島秀俊のヨースケが主演である。
間延びしていて、とても退屈だ。
その「間が良い」と感じる人もいるだろう。
