日本のアニメーション映画である。
香川県小豆島の、とある中学校。
英語の時間。
中学3年生の西片少年は、突然降り出した雨に気づいて、カバンに折り畳み傘をチェックしたが、持ってきていなかった。
隣の席の高木さんが、いつもの様に西方をからかう。
雨はやんだ。
放課後、二人は神社までグリコのジャンケンをした。
西片はチョキだけを出す作戦で、うまくいったと確信していたが、ここでも高木さんが一枚上手だった。
賭けに負けた西片は、高木さんにジュースをおごらされた。
勝ったのに高木さんは、なんだか浮かない顔をしていた。
自宅で西片は、からかわれた回数✖️3回の腕立て伏せと、一回100円のからかわれ貯金をして、自分を戒めていた。
翌日の体育は、プールだ。
西片と高木さんは、息止め対決をした。
またしても、高木さんの作戦勝ち。
最近、同級生の中井くんと仲良くなれた真野さんが、高木さんに話しかけた。
「季節外れの蛍を一緒に見た二人は、永遠に結ばれるんだよ。」
なかなか進展しない高木さんと西片の仲を、真野さんは心配していたのだ。
西片の友人浜口も、二人を心配していた。
西片は、北条さんとデートする浜口の代わりに、島の祭「虫送り」の手伝いを引き受けた。
「蛍が見たいな」と高木さんが言っていたのを思い出した西片は、虫送りに高木さんを誘った。
これぞ青春、というほのぼのとした作品である。
観終わった後、しばらく幸せな気分に浸れる。
ここでは紹介していないが、仲良し女子3人組もジーンとくる。
しばらくすると、もう一度見たくなる作品だ。