1928年、インド・カラコルム山脈。
登山者が雪の中に不思議な球体を見つけた。
それが光を放ち、登山者は気を失った。
気がついた時、それは消えていた。
現在。
ブリンストン大学で教鞭を取る宇宙生物学者ヘレン・ベンソンは、ある日、政府に招集された。
連れて行かれた先には、多くの科学者たちが集まっていた。
その中に、知り合いのマイケル・グレイニア博士もいた。
彼が、彼女を呼んだのだった。
謎の球体が高速で地球に接近していて、このままでは衝突する。
迎撃ミサイルは、なぜだか発射不能になっていた。
対策をとる間もなく、物体は地球に接近した。
しかし、物体は急に減速して、セントラルパークに着陸した。
警察や軍隊が、周囲を取り巻いた。
すると中から、人型生命体と巨大なロボットが出てきた。
動揺した一人が生命体に向けて発砲し、命中した。
するとロボットが音波を出して、その場の機械を停止させ、人々を昏倒させた。
倒れた生命体が何か囁くと、音が止み、ロボットは静止した。
撃たれた生命体は、病院に運ばれ、手術を受けた。
中から、人間が現れた。
この作品は、1951年に製作された「地球の静止する日」のリメイクである。
当然のことだが、こちらの方がリアリティがある。
両方見比べるのも楽しい。