captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ハート・ロッカー

アメリカの映画である。

 

2004年、イラク戦争最中のバグダッド

 

爆発物処理班 ( ブラボー中隊 ) は、市街地に仕掛けられた即席爆発装置 ( IED ) の除去をしていた。

 

ある日の任務は、C4爆薬でIEDを破壊するというもので、遠隔ロボットで行うはずだった。

 

ところがロボットが故障したため、班長のマット・トンプソン二等軍曹が、防護服を着て、手作業で行うことになった。

 

作業中、不審な動きをする者がいないか、仲間は周囲を警戒した。

 

トンプソンが爆薬を仕掛けて戻ろうとした時、男が携帯電話を取り出した。

 

静止する間もなく爆発が起き、トンプソンは犠牲になった。

 

トンプソンの後任に、ウイリアム・ジェームズ一等軍曹が赴任してきた。

 

彼は、爆発物処理の経験が豊富なベテランである。

 

ブラボー中隊は、班長のジェームズが防護服を着て作業をし、J.T.サンボーン三等軍曹とオーウェン・エルドリッジ特技兵が、彼を援護する。

 

任務終了まで39日。

 

ブラボー中隊が、依頼のあった場所に行くと、そこには誰もいず、軍のトラックが停まっているだけだった。

 

アメリカの旗が見えた。

 

彼らが近づくと、8人の米兵だった。

 

トラックの近くにIEDが仕掛けられているという。

 

ジェームズが防護服を着込み、トラックに近づいた。

 

サンボーンたちが警戒する中、突然ジェームズは、発煙筒に火をつけた。

 

スモークが立ち込め、周囲が見えない。

 

それをチャンスと見たタクシーが突っ込んでいった。

 

自爆テロだ。

 

ジェームズは冷静に銃を構え、タクシーの運転手を捕まえた。

 

IEDは、ゴミ箱の中にあった。

 

それは、簡単に処理できた。

 

しかしそこから線が延びていて、7個の爆弾に繋がっていた。

 

ジェームズは、淡々と処理を続けた。

 

トンプソンの爆死を目の当たりにしていたエルドリッジは、神経をすり減らせていた。

 

任務終了まで、あと38日。

 

 

この作品は、いつ爆発するかもしれないハラハラ・ドキドキ感が、いい。