ジャッキー・チェン主演、中国の映画である。
博物館に遠足に来ていた少年が、一人、展示してある蒸気機関車の運転席に入った。
そこには、羽の生えた虎の絵が描かれていた。
1941年、山東省。
ダーハイ、シンエル、バンシエンの三人が、列車に乗り込んだ。
屋根に登ったダーハイが合図を送ると、荷運びの親方マー・ユエンたちが飛び乗ってきた。
彼らは、警備に当たっている日本兵を倒し、服を脱がせて、腹に羽の生えた虎の絵を描いた。
そして、物資を盗み出して、列車を後にした。
ある日の夜、マーたちが寛いでいるところに、負傷した八路軍の兵士ダーグオが逃げてきた。
ダーグオたちは、日本軍の輸送を阻むため、列車が通る橋を爆破しようとして失敗したのだった。
部隊は彼以外、全滅したという。
ダーグオは、一人で爆破に行くと言うので、マーたちが途中まで送って行くことにした。
こっそり貨車に乗り込んで橋に向かったが、日本兵がダーグオを捜索しているのに出くわした。
ダーグオはマーに、3日以内に橋を爆破すると組織に伝えてくれと、彼を逃したが、自身は撃たれた。
マーは、彼に代わって橋を爆破する決心をした。
そして、仲間と共に日本軍の倉庫に忍び込み、爆薬を盗み出した。
この作品は、日本人を小馬鹿にしていて、不愉快で腹の立つシーンが多い。
ジャッキー・チェンのコミカルな演技は健在だ。