アメリカの映画である。
前半分がサメ、後半分がタコのキメラ「シャークトパス」は、爆破されてバラバラになった。
飛び散った破片の中に、卵があった。
海洋生物を研究しているロレーナは、海で孵化したばかりのシャークトパスを見つけた。
そして、持ち帰って飼育した。
数年後、ロレーナの叔父が経営するマリンパークで、シャークトパスは大きく育っていた。
生きた餌を与えず、闘争本能を抑えて育てたため、シャークトパスはロレーナに従うようになっていた。
軍は、新兵器開発をサイモダイン社に依頼していた。
サイモス社長は、古代の翼竜プテラノドンと獰猛な魚バラクーダの遺伝子を組み合わせたキメラ「プテラクーダ」を生み出した。
これは、脳に組み込んだチップで、自由に制御できる。
初飛行の日、実験は成功した。
しかし、研究所に忍び込んでいた男が、コントロールのプログラムを書き換え、プテラクーダを盗み出した。
サイモスは、警備担当に雇っている元特殊部隊のハミルトンに、プテラクーダ捕獲を命じた。
ハミルトンは、部下を連れてヘリで出発した。
空中戦になり、ヘリは墜落した。
ロレーナの叔父は、マリンパークの客寄せのために、シャークトパスを客に見せた。
その時の映像がテレビで流れ、それを見たサイモスは、シャークトパスを使ってプテラクーダを捕まえることを思いついた。
ハミルトンがマリンパークに行き、眠らせたシャークトパスにチップを埋め込んだ。
この作品は、前作「シャークトパス」の続編である。
前作があまりにひどかったので、続編が作られるとは思いもよらなかった。