アメリカの映画である。
1973年。
アメリカ人のチャールズ・ホーマンと妻のベスは、南米チリの首都サンチアゴに移住していた。
チャールズは小説を書きながら、現地の友人のフランクやデイヴィッドが発行している革新系雑誌「フィン」の翻訳をしている。
8月末、友人のテリー・サイモンがニューヨークからやってきた。
彼女が帰国する前日、チャールズは彼女をリゾート地のビーニャ・デル・ソルに出かけた。
その日、クーデターが起きた。
街にはアメリカ人が多くいた。
二人は、アメリカ海軍のレイ・タワー大佐に送られて、戒厳令下の首都に戻って一泊した後、ベスの元に戻った。
街には死体が散乱し、銃声が鳴り続いていた。
チャールズはテリーを送って空港へ行ったが、至る所に検問所が設けられており、さらに、空港は閉鎖されていた。
二人はニューマンという記者に会い、ビーニャのことは忘れるよう忠告された。
チャールズは、ホテルの前でテリーと別れた。
ベスは、フランクたちの様子を見に行った。
戒厳令のせいで、彼女が家に帰ったのは翌日だった。
家は荒らされ、チャールズの姿はなかった。
ベスは、チャールズの父エドワードに連絡した。
地位と財力のあるエドワードは、すぐにやってきた。
この作品は、実話に基づいている。
胸糞の悪くなる映画だ。