captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ポストマン

ケビン・コスナー監督、主演、アメリカの映画である。

 

2013年、アメリカ、オレゴン

 

長く続いた戦争で、都市は全て荒廃していた。

 

異常気象で冬が3年も続き、さらに、伝染病も蔓延した。

 

人々は、小さな集落を作って、ひっそりと暮らしていた。

 

ある日、男が小さな街にやってきた。

 

彼は寸劇を披露して食べ物を分けてもらいながら、旅を続けていた。

 

そこに、過激派「ホルニスト軍団」がやってきた。

 

彼らは住民に食料を差し出させ、兵士として3人の男を連れて行った。

 

旅の男も、彼らに連れて行かれた。

 

兵士になるための訓練の最中、男は、隙を見て川に飛び込み、逃走した。

 

逃げ切った彼は、古い郵便自動車を見つけた。

 

中には、白骨化した郵便配達人の遺体があった。

 

彼は、遺体の制服を着て暖を取った。

 

翌日、遺体を埋葬した彼は、残されていた郵便物を持って歩き始めた。

 

そして、パインビューという街に着いた。

 

街の保安官プリスコーは彼を追い返そうとしたが、男はこの街の住民宛の手紙を持っていた。

 

久しぶりに届いた手紙に、街の人たちは大喜びで、男を歓迎した。

 

質問攻めにあった彼は、「新しい政府ができて、復興しつつある」と思わず言ってしまった。

 

また、ポストマンになりたいという青年フォード・リンカーン・マーキュリーに、それを認めてやった。

 

さらに、夫が伝染病で妊娠ができないという女性アビーに頼まれ、一夜を共にした。

 

翌日、彼は人々から多くの手紙を託されて出発した。

 

フォードが、郵便局に合衆国の国旗を掲げて再開の準備を始めたところに、ホルニスト軍団がやってきた。

 

彼らは国旗を燃やし、アビーを連れ去った。

 

 

この作品は、約3時間の長編である。

 

何気ない一言で人生も世界も変わる、と思って観るとワクワクする。