超高速で飛ぶ円盤が、ワシントンD.Cの公園に着陸した。
緊急出動した軍隊や警察が周囲を取り囲み、野次馬も沢山やってきた。
大勢が見守る中、円盤のハッチが開いて、人間の姿をした生物が現れた。
地上に降りてきたそれは男性の姿で、英語を話した。
平和のために来たといいながら何かを取り出したところ、恐怖におののいた一人が発砲した。
降りてきた男が倒れると、ロボットが出てきてビームを放ち、兵士が構えている銃を消した。
さらに、戦車もビームで消した。
男は立ち上がり、ロボットを止めた。
クラトゥと名乗った男は、軍の病院に運ばれて、治療を受けた。
回復した彼に、大統領補佐官が会いにきた。
クラトゥは、世界の人々に重要な話があるという。
各国の指導者を集めてほしいと、補佐官に要請した。
補佐官は、実現は難しいが大統領には伝えると答えて、帰っていった。
クラトゥは、人々の考えを知るために、病院を抜け出した。
世間は、宇宙人が逃げ出したと大騒ぎだ。
彼は、カーペンターと名乗り、近くの下宿屋に宿をとった。
そこの住民の中に、ヘレン・ベンソンとボビーの母子がいた。
翌日、未亡人のヘレンは、男とデートに出かけた。
カーペンターと仲良くなった小学生のボビーは、彼に街を案内した。
そして帰りがけに、バーンハート教授を訪ねた。
博士は留守だったが、カーペンターは黒板に書きかけの方程式を訂正した。
CGのない時代の古い映画であるため、しょぼく感じてしまうのは仕方がないか。