captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

スタンドアップ

アメリカの映画である。

 

ジョージー・エイムズは夫の暴力に耐えかね、二人の子供を連れてミネソタ州の実家に帰った。

 

そこは、炭鉱の町だ。

 

ジョージーは高校生の時、未婚のまま子供を出産、以来、父親と不仲が続いたいた。

 

母は暖かく迎え入れてくれ、ジョージーは、床屋でシャンプー係として働き始めた。

 

そこで、友人のグローリーと、久しぶりに再会した。

 

グローリーは、炭鉱でトラックの運転をしている。

 

彼女は、稼ぎがいいからと、ジョージーに炭鉱で働くことを勧めた。

 

離婚が決まり、二人の子供を養わねばならないジョージーは、炭鉱で働くことにした。

 

働き始めた彼女を待っていたのは、嫌がらせの日々だった。

 

男たちは、女に仕事を奪われると信じていて、女性は皆、執拗な嫌がらせを受けていた。

 

ジョージーの上司は、高校時代の恋人、ボビーだ。

 

彼は、ジョージーを高い場所に連れて行った。

 

足がすくむジョージーに、ボビーはキスを迫った。

 

数多くの嫌がらせに耐えかねたジョージーは、社長に訴えようと皆を誘うが、誰も賛同してくれない。

 

翌日、簡易トイレに入っていた時、そのままひっくり返されてジョージーは、汚物まみれになった。

 

彼女は、一人で社長に直訴したが、軽く流された。

 

その後、嫌がらせはエスカレートした。

 

ついにジョージーは会社を辞め、裁判に訴えることにした。

 

 

この作品は、世界初のセクシャルハラスメントを訴えた裁判の物語である。

 

特に裁判のシーンが、すごい。

 

俳優たちの迫真の演技が、事実を見ている気持ちにさせる。