日本のアニメーション映画である。
江戸川コナンが出かける用意をしていた時、外で物音がした。
ドアを開けて確かめるが、誰もいない。
気のせいかと思って振り返ると、黒の組織のジンとウオッカがいた。
捕らえられたコナン。
物音を聞きつけて毛利蘭が、ドアの前に来た。
ウオッカが銃を構えている。
蘭が絶体絶命となったところで、コナンは目が覚めた。
黒の組織について調べていたコナンは、ボスのメールアドレスをケータイで打ち込むと、童謡「七つの子」の音階になることを突き止めた。
灰原哀は、それ以上深入りするなと忠告し、コナンはそれに従った。
コナンたちは「米花の森」に、虫取りにやってきた。
吉田歩美が見つけたカブトムシの背中にテープが貼られていて、阿笠博士がそれを外してやった。
そのころ、東京、神奈川、静岡、長野で、6件の連続殺人事件が起きていた。
そのうち5件はナイフによる刺殺、最後の1件は車のブレーキオイルを抜いたものだった。
被害者の元に麻雀牌が残され、また、被害者が常に携帯しているものが一つずつ持ち去られていた。
麻雀牌の裏には縦に線が引かれ、アルファベットが刻まれていた。
これらの共通点から、犯人は同一犯、あるいは同一の組織と考えられ、合同捜査本部が立ち上げられた。
警視庁のいつものメンバーに加え、かつてコナンが事件解決に活躍したときの、各県警の警部が集まった。
毛利小五郎もアドバイザーとして呼ばれ、コナンと蘭も同行した。
この作品は、コナンシリーズにしては、珍しく、物足りなさを感じる。
脚本が、やや雑なのだ。