日本のアニメーション映画である。
渋谷で、高木渉刑事と佐藤美和子刑事の結婚式が行われた。
コナンたち少年探偵団、毛利小五郎・蘭親子も招待された。
式の途中、突然、数人の男が乱入し、新郎・新婦に襲いかかった。
参列していた刑事たちが一斉に飛びかかる。
乱闘の最中、佐藤を庇った高木が撃たれて倒れた。
高木のシャツに、血が広がっていく。
その時、目暮警部が、これは訓練だと明かした。
結婚式を挙げる彼の親友・中村努警部に、結婚式を襲撃するとの脅迫状が届いていたのだ。
その警備のための予行演習だった。
高木の衣服には、模擬弾のペイントが、本物の血の様に見えた。
それを目にした佐藤は、かつて松田陣平刑事が殉職した時に見た死神の幻を、そこに見た。
その頃、警視庁公安部の安室透こと降谷零と風見裕也は、脱獄した爆弾犯を追っていた。
立体駐車場で犯人を見つけ追い詰めると、彼の首に装着されていた爆弾が爆発した。
降谷が吹き飛ばされた風見を助けようとした時、何者かが近づき、彼の首に爆弾を取り付けた。
翌日、小五郎は蘭やコナン、少年探偵団を連れて、警視庁に向かっていた。
途中、すれ違った男がメモの様なものを落としたので、灰原哀が拾って手渡した。
その時、男が持っていたタブレットが爆発した.。
灰原は、爆風で道路に吹き飛ばされた。
トラックが突っ込んでくるところに小五郎が飛び込んで灰原を庇い、小五郎は意識不明の重体となった。
死んだ男のポケットから、「捜査一課 松田陣平」とかかれた名刺が出てきた。
松田は、3年前に捜査一課に配属されて1週間後に、爆破事件で殉職していた。
佐藤たちが捜査を始めた矢先、公安の風見がやってきて、手を引く様に命令した。
コナンシリーズ全般に言えることだが、脚本がとてもよく練られている。
素晴らしい作品だ。