日本のアニメーション映画である。
名探偵コナン シリーズ第18作。
コナン、蘭、小五郎、阿笠博士、少年探偵団のみんなは、園子に招待されて「東都ベルツリータワー」 のオープニングセレモニーに来ていた。
展望台から眺めているコナンの目に、きらりと光るものが見えた。
次の瞬間、窓ガラスを破った弾丸が男に命中した。
男は、狙撃されたのだ。
コナンは、エンジン付きスケボーで、光が見えたビルを目指した。
そして、狙撃手らしい男がバイクで逃げるのを見つけて、追跡する。
ところが男に気付かれ、銃撃された。
流れ弾に当たった車が事故を起こし、コナンは危うく轢かれそうになる。
そこに、世良真澄がバイクで通りかかって、コナンを救出、そのまま犯人を追跡した。
コナンが仕掛けた発信機の信号を追うと、港の倉庫に犯人のバイクが乗り捨てられていた。
二人が近付くと、戻ってきた犯人が銃撃し、世良のヘルメットに弾が当たった。
転倒した二人に、男が迫る。
そこへ、FBI捜査官ジョディー達が来た。
銃撃戦の最中、犯人は海に飛び込み、逃走した。
警視庁で、捜査会議が開かれた。
今回の犯人は、元シールズの狙撃手ティモシー・ハンターだ。
彼は優秀な狙撃手だったが、民間人を射殺した疑いで勲章を剥奪され、自身も頭に銃弾を受けて引退した。
その後、彼は投資に失敗して破産し、妻と娘も亡くしてしまっていた。
今回狙撃されて死亡した男性は、ハンターに投資を持ちかけ破産させた男だった。
復讐のターゲットになる人物が、後3人いる。
警察、FBI、そしてコナンと世良が、捜査を始めた。
最後まで、ワクワクドキドキさせられて、鑑賞後の疲労が心地良い作品だ。
この作品も、他のシリーズと同様に、緻密なプロットで組み立てられている。
さりげなく張られた伏線が、必ず回収されるから、前半から気が抜けない。