疾走する車。
荒野にポツンとあるトレーラーハウスの前で停まり、男がハウスに入る。
麻薬の取引だ。
そこに、2人の警官が突入してきた。
男は2人を射殺して、密売人を連れて逃走する。
人気のないところに連れてきて、「なぜ、警官が現われたのか」 脅迫しながら尋問をすると、密売にはカリート・ケインの名を吐いた。
男の名は、フランク・''バレット''・マラスコ。
彼はこの後、格闘技の試合で一稼ぎする。
密売人は、ロス市警の取調室にいた。
そこに入ってきたのは、先ほど射殺された警官2人とバレットだ。
彼は、芝居に引っかかったのだ。
彼は、麻薬王カリート・ケインに関する情報を話すしかなかった。
バレット達のところに、FBI捜査官ダーエンが来た。
警官殺しで死刑が確定しているカリートの息子マヌエルの、無実の可能性を確認に来たのだった。
バレット達は、カリートのアジトに乗り込み銃撃戦になるが、一味を取り逃がしてしまう。
釈放された密売人は、カリートの元に連れてこられて、死の制裁を受けた。
バレットの孫マリオが、カリートに誘拐された。
時を同じくして、州知事の娘も誘拐された。
バレットは、カリートの指示に従い、警官殺しに関する偽の告白上にサインをした。
激しい銃撃戦が、見所の一つだ。
ただ、離れたところから、しかも歩きながら片手拳銃で相手の頭を撃ち抜くのは、リアリティーがない。
主演のダニー・トレホは、当時70歳なんだなあ。