日本のアニメーション映画である。
少年探偵団が横断歩道を渡ろうとすると、男に止められた。
点滅したときは次に青になるまで待てと言って、男は電話ボックスに入った。
信号が変り、彼らが道路を渡り終わったとき、その男が撃たれた。
コナンは、すぐに犯人を追いかけたが、見失ってしまう。
撃たれた男は、死ぬ直前に左胸を掴んだ。
射殺されたのは、刑事だった。
その後、あるマンションの地下駐車場で、警察官の射殺死体が見付かった。
コナンや小五郎は、目暮警部達に質問するが、そっけない。
そんな折、白鳥警部の妹・沙羅の結婚を祝う会が、ホテルで開かれた。
小五郎達も招待されている。
蘭が、トイレで佐藤刑事と鉢合わせになった。
突然、停電する。
蘭が点いている懐中電灯を見つけたとき、発砲された。
いち早く気づいた佐藤刑事が、身を挺して蘭を守る。
犯人は逃走し、佐藤刑事は蘭の上に倒れた。
蘭は、佐藤刑事が自分の身代わりになったと悟り、気を失う。
意識が戻ったとき、記憶を喪失していた。
犯人は、顔を見られたことで、蘭の命を狙う。
コナンシリーズは、どれも脚本が素晴らしい。
この作品でも、前半にさりげなく伏線を張り、早い段階で真犯人を登場させている。