高倉健主演、日本の映画である。
橘慎一は、網走刑務所での5年の刑期を終えた。
出所した橘は、出迎えた大槻から破門状を手渡された。
関東龍神一家の組長は沖縄で事故死し、舎弟頭の関森が跡目を継いでいた。
関森は、橘を恐れて殺し屋を雇っているという。
橘は、相手の裏をかくべく、神戸から船で沖縄に向かった。
船上で彼は、一郎というマセた少年と知り合った。
そして、南という男が、橘に「鹿児島で引き返せ」と忠告した。
沖縄に着いた橘は、パスポートを盗まれていて、警察に連行された。
一郎に摺られたのだ。
一郎は、街で出会った女・夏子に、そのパスポートを取り上げられてしまった。
大槻がパスポートを偽造しようと画作している時、偶然、夏子に出会い、橘のパスポートを取り戻した。
街は、祭りで盛り上がっていた。
そこに、豪田組の組員がやってきて暴れ出した。
橘は、組員たちを次々に殴り飛ばして、退散させた。
高倉健は相変わらず格好良いが、一郎少年との絡みも魅力的だ。