ウェズリー・スナイプス主演、アメリカの映画である。
ニューヨークの地下鉄。
公安囮捜査官のチャーリーが、酔っ払いのふりをしてホームのベンチに座っている。
そこに、ヒスパニック系の若者が二人やってきて、チャーリーの身体からネックレスや腕時計を奪った。
その瞬間、チャーリーの合図で相棒のジョンが飛び出し、一人を逮捕した。
ジョンとチャーリーは、線路を逃げるもう一人を追いかける。
犯人は、各駅の売上金を徴収して回る「マネー・トレイン」が停まっているホームに上ったところ、警備隊員に射殺された。
黒人のジョンと白人のチャーリーは、幼い頃から一緒に育った乳兄弟だ。
冷静なジョンと血の気の多いチャーリーのコンビで、多くの犯罪者を捕まえてきたが、交通局局長のパターソンは、そんな二人を嫌悪していた。
今回も、マネー・トレインを許可なく停めたとして、二人を呼び出し、説教した。
帰りがけにチャーリーは、局長ご自慢のマネー・トレインの模型を失敬した。
職場に美人捜査官、グレース・サンチャゴが配属された。
駅構内で放火事件があり、彼らは、あと一歩のところで犯人を取り逃した。
賭博好きのチャーリーは、一万五千ドルの借金を作り、胴元のブラウンにお仕置きされた。
ジョンが助けに入って、しばらく返済を待ってもらう。
ある日、ジョン、チャーリー、グレースの三人が、マネー・トレイン警備の応援に駆り出された。
列車内で三人は、他の警備員たちと殴り合いの喧嘩をして、パターソンに呼び出された。
集金袋が一つ紛失していて、チャーリーが疑われた。
ラストは、面白い。