ジョン・デリンジャーが、刑務所に連行された。
所内に入った彼は、仲間を脱獄させた。
仲間の一人が、執拗に刑務官を殴り続け、ついに殺してしまった。
銃撃戦を切り抜けて逃走したジョンたちは、途中、刑務官を殺した仲間を車から下ろした。
当時、ジョンたちは、鮮やかな手口で強盗を繰り返していた。
ただ彼らは、弱い者からは盗まなかった。
J・エドカー・フーバーの命により、ダラス支局からやり手のハーヴィス捜査官が、シカゴに異動してきた。
強盗に成功したジョンたちは、その夜、レストランで盛り上がっていた。
そこでジョンは、美しい女性ビリー・フレシェットと出逢った。
ジョンの猛アタックで、二人は結ばれた。
マイアミにやってきたジョンは、宿泊先で逮捕された。
警察署の留置場で、彼はハーヴィス捜査官と会った。
この作品の主人公は犯罪者なのだが、弱者の味方でもある。
実在の人物をモデルにしていて、美化し過ぎていないのがいい。