フランス、カナダ、アメリカ合作の映画である。
1873年。
アメリカ東海岸の小さな島で、ノルウェー移民の女性二人が殺害され、マレンという女性一人が生き残った。
殺害された一人はマレンの姉カレンで、椅子で殴られた後に絞殺された。
もう一人は、マレンの兄の妻マレットで、彼女は斧で殺された。
マレンは、彼女の家に住み込みで働いていたワグナーが犯人だと証言した。
これは、マレンのでっち上げだった。
逮捕されたワグナーは裁判で無罪を主張したが、死刑判決が出た。
死刑執行の一週間前に、嘘に耐えられなくなったマレンは、判事に訴えたが、聞き入れてもらえなかった。
死刑が執行された。
100年後。
女性カメラマンのジーンは、ワグナー事件の取材のため、島にやってきた。
バカンスも兼ねているので、高名な詩人の夫トーマスも一緒だ。
さらに、トーマスの弟リッチと、その恋人アデリーンも一緒に来た。
暗くてドロドロした作品だ。
過去と現代の関係性が、よくわからない。