オーストラリア、イギリス、アメリカ合作の映画である。
イギリス、ウィンダミアは自然が豊かなところだ。
うさぎのピーターは、三つ子の妹フロプシー、モプシー、カトンテール、従兄弟のペンジャミンと、木の根元にある巣穴で暮らしている。
ピーターたちは、近くにあるマクレガー爺さんの家の畑に忍び込み、野菜を失敬し始めた。
調子に乗ったピーターは、マクレガーに捕まった。
ちょうどその時、隣に住む若い女性ビアが来て、ピーターは助かった。
ピーターは、父の形見の青いシャツを、庭に残してきてしまった。
マクレガーは、これ見よがしにその青いシャツを掲げて、ピーターを誘き寄せた。
そして、取り返しに来たピーターと追いかけっこが始まった。
突然、マクレガーは心臓発作を起こして、死んでしまった。
主人がいなくなった屋敷に、ピーターは森の仲間たちを招き入れて、どんちゃん騒ぎを始めた。
その頃、ロンドンの老舗百貨店バロッズで働くトーマス・マクレガーに、ジョーの訃報がもたらされた。
トーマスにとってジョーは、会ったこともない大叔父だ。
訃報よりも、昇進のチャンスがなくなったことに大きなショックを受けたトーマスは、急に暴れ出して、解雇されてしまった。
彼のもとに、ジョーの遺産相続の書類が届いた。
トーマスは、早速、屋敷を見に出かけた。
彼がジョーの屋敷に入ると、動物たちが大騒ぎをしていて、家の中は荒れ放題。
彼は、動物を追い出し、家を掃除し始めた。
トーマスは、挨拶に来たビアと仲良くなった。
ピーターは、それが気に入らなかった。
この作品は、アニメではなく実写である。
ピーターをはじめ、動物たちのCGは、見事だ。
CGの出来は良いが、表情が、私は馴染めなかった。