シルヴェスター・スタローン主演、アメリカの映画である。
セキュリティコンサルタントのレイ・ブレスリンは、難攻不落と言われた監獄「墓場」を攻略した後、現役を引退し、優秀な人材を集めて警備会社を営んでいる。
武装勢力が人質とって立て籠もり、捕らえられている仲間の釈放を要求してきた。
要求を呑まなければ、人質を公開処刑するという。
ブレスリンのスタッフが、人質奪還作戦を決行した。
このとき、スタッフの一人キンブラルが、予定にない爆破攻撃を仕掛けたことで脱出が遅れて、人質の一人を死なせてしまった。
レイは、キンブラルを解雇した。
一年後。
スタッフのシューは、従兄弟のユーシェンを警護するためにバンコクへ飛んだ。
IT企業を経営しているユーシェンは、高度な特許を持っていて、欧州の別の企業から狙われていたのだった。
シューは、監獄で目覚めた。
そこでは、囚人たちが格闘をさせられ、勝った者は特別な部屋での休息が与えられた。
囚人たちの中に、キンブラルがいた。
行方不明になったシューを探すレイたちは、シューが、どうやら「ハデス」と呼ばれている監獄にいることを突き止めた。
しかし、確信はなかった。
アクションシーンも含め、主に活躍するのはシューである。
レイ役のスタローンは、主演とは言えないかもしれない。