シルベスタ・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー主演、アメリカの映画である。
セキュリティコンサルタントのレイ・ブレスリンは、刑務所の弱点を調べている。
彼は、収監された上で脱獄してみせ、その後、刑務所に戻って弱点を指摘するのだ。
ある日、CIAの弁護士を名乗るジャネットという女性が、依頼に来た。
調べる監獄は、民間の非合法なものであり、絶対に脱出不可能だとされているところだ。
報酬を2倍出すというので、彼は引き受けた。
ブレスリンは、身体に発信器を埋め込んで出発したが、途中で襲われ、拉致されてしまう。
気がついたら、件の監獄に収監されていた。
様子がおかしいことに気づいた彼は、所長にに事情を打ち明ける。
しかし、通じない。
ブレスリンは、全面ガラス張りという房に収監された。
協力者がいない彼は、自力で脱出しなければならない。
そんな時、ロットマイヤーという大柄の男が近づいてきた。
何かと馴れ馴れしいが、彼に協力してくれ、やがて、一緒に脱獄することにした。
そして、空調パイプを通って脱出したのだが、そこは海の上だった。
タンカーを監獄に改造してあり、常に移動しているので、現在位置も分からないのだった。
正に、脱出不可能な監獄だ。
ハラハラ、ドキドキで、アクション映画の王道をいくシナリオである。
理屈無く楽しめる作品だ。