日本のアニメーション映画である。
昭和30年代前半。
初夏。
のどかな田舎道。
三輪トラックで、草壁一家が引っ越してきた。
助手席にはお父さんが座り、荷台に満載された荷物の隙間に、長女のサツキと妹のメイが乗っていた。
母は、近くの病院に入院している。
引越し先は、古びた一軒家だ。
サツキとメイは、家にススの塊のような生き物が、たくさんいるのを見た。
妖怪「まっくろくろすけ」だと思って、二人は大はしゃぎだ。
この家を管理している隣家のおばあちゃんが、手伝いに来てくれた。
おばあちゃんによると、まっくろくろすけは「ススワタリ」という妖怪で、子供にしか見えないらしい。
おばあちゃんの孫カンタは、サツキと同い年だ。
ある日、外で遊んでいたメイは、小さな妖精が走っているのを見つけた。
メイは、それを追いかけて森の中に入っていき、木の穴に落ちた。
そこに、大きな生き物が寝ていた。
メイがお腹に乗って名前を聞くと、その生き物は「トトロ」と答えた。
ジブリ作品は、何回見ても新たな発見があり、飽きない。